投資信託のインデックス型とアクティブ型とは

投資信託には、運用手法によりアクティブ型とインデックス型の2種類があります。

アクティブ型とは、ファンドマネジャーがベンチマークとなる指数の成績を下回ることを目指して、企業取材などから独自の視点で銘柄選びを行ないます。

ベンチマークが5%上昇したときに、それ以上上昇しているときはもちろんですが、ベンチマークが10%下落した時なら、上昇していなくても10%未満の下落であれば好成績と言えます。

インデックス型とは、別名パッシブ型とも言われ、TOPIX(東証株価指数)など市場全体の動向を表す指数への連動を目指す投資信託です。

日経平均株価に連動するタイプであれば、日経平均が5%上昇すればファンドもほぼ5%上昇します。

インデックス型なら、その連動先の指数の動向を見ておくだけで自分のファンドの動向もわかるというメリットがあります。また、コンピュータによる運用が多く、運用コストは低めです。

過去の成績を比較してみると、アクティブ型の平均値はインデックス型を上回ることができませんが、アクティブ型の成績上位のファンドは、インデックス型の成績を大きく上回っていることが多いのが現状です。