投資信託を売却する場合に

投資信託は、株の売買や為替のデイトレのように、買って直ぐ売ったり、売って直ぐ買ったりというような短期の取引は行いません。

投資信託は、おおかたの場合は、中期、長期に渡って保持していくことになるのですが、償還まで保有せずに、中途の段階で売却して、換金するという場合もあります。

投資信託の売却は、販売会社の窓口や電話、またはインターネットで申し込むことができます。

投資信託の売却は、初心者の方でも難しくありません。投資信託の売却は受付時間に申し込み、ファンド名と口数、解約代金の入金先を申告すれば、売却が成立します。売却による入金は即日ではありませんよ。

投資信託の売却で、注意することは、
投資信託の売却の方法に、「解約請求」と「買取請求」のふたつがあります。

解約請求は、信託財産の一部を解約する方法です。
解約請求の場合は、ファンドの信託元本が減少しますので、基本的には、売却の時は解約請求を選択することになります。

買取請求は、換金を希望する投資信託を販売会社に買い取って貰う方法です。
買取請求の場合は、ファンドの信託が減少することはありませんが、クローズド期間など解約が出来ない期間に売却しなければならないという時に利用します。

投資信託の売却には、税金が掛かりますし、売却のタイミングを間違えば損失が発生します。逆に売却のタイミングを見逃して損失を被る場合もあります。

投資信託の売却で利益を出せるかは、判断力次第ということになりますが、初心者の方は売却するタイミングについては、特に一番勉強しておく必要がある点です。折角投資信託を購入しても利益に繋がらなければ意味がありません。