郵便局の投資信託について

郵便局の投資信託についてお話しします。最近は富に投資信託という言葉をマネー雑誌や金融機関の店頭でよく見かけますね。ひとことでいいますと投資信託とは、「投資家から資金を集めて、資金運用の専門家が株式や債券などに投資して運用する金融商品で、その運用成果を投資家に還元するシステム」のことです。 投資の専門家が運用しますが、それでも運用の結果は予想に反して上下に変動します。ですので、うまく運用が出来なかった場合は、元本割れする可能性があります。

郵便局の投資信託は、2005年の10月から扱えるようになりました。郵便局はとても身近な金融機関ですので、郵便局で投資信託が扱われるようになったことで、今まで投資信託を購入したことのない人でも、投資信託について郵便局の窓口でお尋ねになる方が多くなってきていますので、投資信託に関心を持つ人が増えてきているといえます。

郵便局の投資信託の業務は、投資信託の紹介と販売になります。郵便局では、投資信託の販売の取り次ぎを行っているのであって、投資信託の運用をしているわけではありません。運用を行うのは投資信託を発行している会社になります。郵便局の投資信託の特徴としましては、投資経験の少ない個人の利用者が多いことから、安全志向が強いといえます。初めて投資信託を購入する方にもご理解いただきやすい投資信託を国内の金融機関から公募しています。郵便局で取りそろえているファンドは、投資先を分散して、リスクを極力避けて安全率の高い品揃えとなっています。しかし、ここでご注意いただきたいのは、「郵便局で扱っているから安心」と何も考えずに商品を選んでしまうことです。どのような投資信託でも元本保証はありませんので、この辺を良く理解した上で投資することをおすすめします。