ベトナム投資信託について

ベトナム投資信託がWTOへの加盟も手伝って、最近はとても注目を集めるようになってきています。元々、人口の多さと、人件費の安さから、外国の企業が進出する下地はありましたが、政治面で安定していませんでしたので進出が遅れていました。現在では政治も安定してきており、外国資本がどんどんと入ってきています。ベトナム国内の政策で経済に力をいれるべくインフラの整備を進めていることから、日本国内の個人投資家を中心に人気が高まってきています。

ベトナム投資信託は、基本的には複数のベトナム株に分散投資をします。ベトナムには2つの市場と3種類の投資のタイミングがあります。2つの市場とはハノイ証券取引所とホーチミン証券取引所2カ所です。取引規模はホーチミン証券取引所のほうが大きいですが、それでも東京証券取引所の1000分の1ほどです。ホーチミン証券取引所の取引方法は1日3回の値決め式で、一日の出来高は市場全体で6億円-9億円前後です。ハノイ証券取引所の取引方式はザラ方式で、取引量はまだとても少ない状況です。

投資のタイミングは下記の3つです。
1.上場株を買う。
2.OTC銘柄を買う。
3.IPOに参加する。

ベトナム投資信託は日本で買うことは出来ません。ベトナムの法律によって、外国の証券会社が外国でベトナム株を販売することが禁止されているためです。ベトナム株を買うためには、ベトナムの証券会社に口座を開設する必要があります。

ベトナム証券会社
SSI証券、BSC証券、Bao Viet証券、Hai Phong証券、 Sacom bank証券、HSC証券、The First証券、Kim Long証券、HoChiMinh証券、Vietcombank証券、ACB証券、Dai Viet証券

それぞれの証券会社の情報は、別なページでご紹介します。