投資信託の分類について

投資信託にはいくつかの分類があります。最近は投資信託も様々な商品が発売されてきていて、ますます多様化してきています。今回は、投資信託の特徴などを大きく分類して判りやすくお話しします。

<運用の方法による分類>
1.アクティブファンド・・・投資信託運用会社が積極的にリサーチをし、より成長が期待できる銘柄を選びます。
2.インデックスファンド・・・東証株価指数(TOPIX)や、日経平均株価などの株式指標に連動するように運用されています。

<購入の方法による分類>
1.単位型(ユニット)・・・定期的に毎月同じタイプのファンドが募集されて、運用されています。
2.追加型(オープン)・・・募集期間がきまっていませんので、いつでも売買できます。運用開始後も購入できるタイプです。

<分配の方法による分類>
1.分配型・・・決算期後ごとに収益分配金が支払われるタイプです。
2.無分配型・・・満期になったり、投資家が中途換金するときに分配金が一括で支払われるタイプです。

<設定の場所による分類>
1.国内投資信託・・・国内で設定された投資信託のことです。
2.海外投資信託・・・外国で設定された投資信託のことです。
*日本株に投資しても、外国で設定されたものであれば海外投資信託となります。

<投資の対象による分類>
1.株式投資信託・・・株式の組み入れが認められているものの投資信託のことです。
2.公社債投資信託・・・運用対象が国債や社債などで運用されるものの投資信託のことです。

投資信託を購入する際には、上記のような分類を念頭に置いてそれぞれの投資信託の特徴をつかんだ上で、ご自分のリスク許容度や目的なども考えて購入することをおすすめします。