国内株式型のファンドタイプについて

国内株式型のファンドのタイプは、投資信託の中で東証1部、東証2部、店頭市場など、日本の国内にいくつかある株式の市場で取引されている株式に投資して、株式の値上がり益を獲得することを目的としたものがファンドです。
ファンドに組み入れられる株式の中には、複数の市場に幅広く投資する商品もありますし、特定の市場や業種に絞ったものもあります。それぞれリスクとリターンの度合いは、投資する対象によって異なってきます。
株式型のファンドは、個々の商品の運用方針や投資する対象、組み入れられている株式の銘柄をきちんと把握したうえで選択することをお薦めします。

株式は市場全体の動向や個々の企業の業績、業界の状況などの影響を受けるために、短期的に見ますと大きな値上がりが期待できる場合もありますが、反対に大幅に値下がりするリスクもあります。
長期的な保有を考えるのであれば株式のリターンも安定化する傾向がありますので、一時的な値動きに動じることなく時間をかけて運用することが重要になてきます。

株式型のファンドの商品は、ハイリスク・ハイリターンのものもあることから国内株式型の投資信託は、ある程度の資金に余裕のある方に向いていると思います。できましたら最低でも5年以上は保有することが望まれます。一般的には投資信託は長期で継続的な投資が有利といわれています。若いうちから老後に向けて蓄えをと考えている方や5年位先にマイホームなどのお買い物をしようとお金を貯めている方に向いているといえます。

まとまった資金を一度に投資する方法もありますが、少しずつ積立方式で投資する方法もありますので、ご自分の投資スタイルにあった方法で投資されることをお薦めします。