投資信託とファンドの違いとは

投資信託の意味を理解し、更なる情報を集めようと試みた場合、数多くの場面で「ファンド」という単語を目にします。

投資信託のことをファンドと呼び、同義として書き記してある場合が多いので、多く方が投資信託=ファンドと思っていると思います。

投資信託とファンドは、全く同じ意味ではありません。正確にいいますと、投資信託はファンドの中のひとつということになのです。

ファンドとは、投資家から集めた資金を証券会社や投資信託会社などの専門機関が代行して運用する金融商品のことを指しますので、投資信託の定義と同じですが、ファンドはより広義で、投資信託以外にもたくさんの商品が存在します。

投資信託には、公募投資信託と私募投資信託があります。
公募投資信託は多数の一般の投資家を対象としていて、私募投資信託は少数の超大金持ちや機関投資家を対象とした投資信託です。

ファンドは、特定金銭信託や各カテゴリーに特化したものがあります。
ファンドは、投資家からお金を集め、その資金でCD(譲渡性預金)を出し、発生した利益を配分するというのもあります。これはミュージックファンドと呼ばれています。ワインやゲーム、アイドルなども対象となるのです。

これらファンドの商品の中の一つが投資信託ということになります。

投資信託を初じめられたばかりの方には、区別がつきにくいかもしれませんが、投資信託はファンドの中の一つだという認識をしておけば間違いないです。