投資信託の販売額、前月比55%減・ゆうちょ銀行

投資信託ゆうちょ銀行が郵便局で取り扱っている9月の販売額が約217億円で前月比で55.2%の減少でした。販売の件数は19.5%減の約17万件でした。ゆうちょ銀行によりますと、9月の販売額や販売件数が落ち込んだ理由は、「サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題による金融市場の混乱の余波で、投資を手控える向きが多かったため」とゆうちょ銀行の営業担当者がいっていました。それでも9月末の投資信託の純資産残高は1兆0082億7500万円と増えていますし、2005年10月に投資信託の販売を開始してから2年で1兆円を突破しています。 

ファンド別の累計販売金額では、
野村アセットマネジメントの「野村世界6資産分散投信分配コース」がシェア41.6%でトップです。
日興アセットマネジメントの「日興五大陸債券ファンド(毎月分配型)」が23.5%でシェア2位でした。
興銀第一ライフアセットマネジメント(DIAM)の「DIAM世界リートインデックスファンド毎月分配型)」が7.3%で3位です。これまで同様に定期分配型ファンドの根強い人気を裏付けています。