投資信託の選び方

投資信託は預貯金とは違いますので、投資リスクがつきものです。投資信託は必ずしもお金が増えるというものではなく、減る可能性があるということです。ですから、大切なことは、投資リスクが高いものに対しては、余裕のある資金で投資をすることをお奨めします。たとえば、安定性を第一に考えたい生活資金や準備資金のようなお金を、高いリスクをとって高い収益を狙うファンドに投資するのはお奨めできません。すぐに使う予定のある資金はリスクが低めのものを、資金を長期で運用できるお金は少しリスクが高めのものへ投資するというのが一番お奨めのスタイルです。投資に使う資金はファンドのリスクを考えて、安定性と収益性のバランスを考えて選ぶ必要があります。

投資信託の選び方のコツとしましては、まず高いリスクで高い収益を目指すのか、低い収益でも安定度の高いファンドを選ぶのかを考えます。そしてそのファンドは何に投資しているのか、国内型か海外型か、運用スタイルも含めて、ファンドの特色を把握しておきます。運用期間が決められているか、無期限なのかなどの確認や投資家が負担する手数料および税金の金額のチェックも重要なポイントです。

海外に投資する時は、円高、円安が基準価格に大きく影響しますのでチェックしておく必要があります。最後に、大切な収益分配金が投資家に直接支払われるものなのか、自動的に再投資に回されるものなのかも把握しておく必要があります。以上のことにつきましては、ファンドに投資する上で最低限考慮してから投資信託を選ぶ必要です。